生まれて初めて「年末ジャンボ」なる宝くじを購入してみた。「バラで10枚!」という非情にセコい購入の仕方だ。
僕の周りでも宝くじを購入している人は結構存在するらしく、「ジャンボ!ジャンボ!」と聴こえてきていた。だがしかし、僕の中のジャンボと言えばやはり「鶴田」だ。人生はチャレンジ!だ。
話がそれた。
良く宝くじ売り場には「ここから出ました3億円!」とか「またまた出ました!なんちゃらかんちゃら・・」みたいな看板が出ている。「へえ~すげえなあ~」と思うと同時に、当たった奴はどんな人間か見てみたい心境になる。
ある雑誌には「宝くじは運と確率だ」と書いてあった。確かにその通りのような気もする。けれど、確率ってことはお金をたくさん持っててたくさんくじ券を購入出来る人間のほうが確率が高いんじゃないか?それは運なのか?金を持っていない僕らはどうすりゃいいんだ?と考えるほど迷宮に入り込んでしまう。
同時に「当たったら、家を買って車も買い換えて、長旅をして・・」なんて考えるのも勿論なんだけれど、「そう言ってる俺には絶対に当たらない」とも心のどっかで考える。
そう思ってる時点でマイナスだ。
プラス志向、しかも今回が年末ジャンボバージンと言うことで、僕はきっと高額金を手にすることが出来る・・・・そう思い続けることにした。大晦日には高笑いしていることだろう。本を読んでは泣き、歌を聴いては泣き、酒を飲んでは泣いている僕だ。年末は笑って締めくくりたいところだ。そんな場面を作り上げる要素は整った!。
でも、バラでたったの10枚だ。
HMTさんはバラ族だ。